- 山菜やキノコなどの自然の恵み狩り
- 働き方改革で時間ができた。
- コロナ禍で野外活動に興味が湧いた。
- 疲れた心を自然に癒してもらいたい。
- よし!山登り、始めよう!!
- 綺麗な写真を撮って、インスタにあげよー!!
人が山を登る理由は
人それぞれであり、十人十色です。
スノーボードが大好きな僕は
冬の雪山が最高だと思います。
ここでは、
『山登り』
『山遊び』の
初心者さんが
少しでも知識を持って
「山」を
楽しんでもらえるように
最低限の服装と道具などの
装備品のことが書いています。
もう何回の山登りの経験がある人や、
ベテランハイカーの人が読むと
「そんなこと知っとるわ!」
とか、
「当たり前やろぉ!」
って、ツッコまれそうですが。
あくまでも
『初心者さん向け』で
『最低限』の
服装と装備品。
と、いうことです。
服装の基本的知識
山の世界で一番のNGは、
『濡れる』ことです。
雨や露はもちろん、
汗をかくこともよくありません。
ウェアが濡れてしまうと
体温が奪われたり、
体が重たく感じたり、
なんせ不快です!!
良いことなんて
これっぽっちもありません!
初心者さんは最低限
この事は覚えておきましょう。
服装の基本的大事なキーワードは
- 速乾性・透湿性に優れたベースウェア
- 風を防いで保温できるミドルウェア
- 雨風に強いアウターウェア
- ベース、ミドル、アウターと上手に重ね着をする
山は季節や天候によって
気温が激しく変わります。
一番中に着るTシャツなどの
ベースウェアはドライメッシュなど
汗を発散するものを着ましょう。
ベースとアウターの中間の
ミドルウェアには保温や防風に
優れたものを
一番外に着る
アウターウェアは防水や撥水の
機能があるものを
初心者さんは
何が何だかよく分からない!
と言いたくなると思うので、
簡単に上の3種類を覚えておけば
良いです。
最近はアウトドアショップだけじゃなく、
作業服のお店やホームセンターでも
売ってますねー。
ベース+ミドル
ベース+アウター
ベース+ミドル+アウター
と、言う感じで
体温の調整をするために
重ね着をします。
アウトドアブランドのウェアは
それはそれは高機能で
ミドルなのに防水・撥水機能を
持っていたり、
アウターでミドルの役割も
持っていたり、
やっぱり買って間違いないんですが、
それなりに値が張るんです。
いきなり全て揃えるのでなく、
徐々にレベルを上げていく
イメージでいいです。
この3つのウェア以外に
「レインコート」や
「レインウェア」といった
完全防水のウェアも
用意しておきましょう。
天気予報は快晴でも
山は雨ってことは珍しくありません。
レインウェアを用意していても
登山中に大雨に見舞われたら
すぐ引き返して帰りましょう。
その判断があなたを危険から
守ってくれます。
シューズはめっちゃ大事!!
服に関してはあまりお金を
かけなくても良いと
個人的に思っています。
だが、しかーし!!
シューズは、
詳しい人に教わりながら、
試し履きして、
ちょっと店内歩いたりして、
しっかり選んでください。
シューズには
山登りのスタイルによって
『ローカット』
『ミドルカット』
『ハイカット』
種類がありますが、
初心者さんの頭に
「?????」が見えてきます!!
初心者さんは
シューズをネットで買わず、
ショップで選んだ方が良いので、
ここでは細かいことは省略します。
シューズ選びで大事なキーワードも
やっぱり
『濡れない』
ことなので、
防水機能がしっかりしている
シューズを選んでください。
足元が濡れてしまうと
足から冷えてきたり、
靴擦れが起きたり、
で、
やっぱり不快です!!
もう歩きたくない!って思います。
良いことなんて
これっぽっちもありません!(2回目)
なので、
値段は安くないですが、
シューズは自分に合った
一足を選んでほしいと思います。
装備品の基本的知識
もちろん装備品も
『濡れる』
ことはNGなので
防水や撥水の機能がある
装備や道具を揃えましょう。
また、
濡らさない工夫をしたり、
天気を読む力をつければ
尚更良いです。
装備や道具は
『使えないと使えない』
当たり前のことなんですが、
このことは最低限
覚えてください。
例えば、
東西南北が分からない人は
コンパスを使えません。
地図を読めない人は
マップを持ってても意味がありません。
スマホの使い方が分からない人は
スワイプの仕方がわかりません。
使えない装備や道具を持っていても
それはただの荷物です。
初心者の間は難しい山登りにチャレンジせず、
ハイキングコースが整備された簡単な登山から
始めましょう。
山が好きになって、
アウトドアに慣れてきたら
少しづつ道具の使い方を
覚えていけば良いです。
装備品の基本的大事なキーワードは
- 軽量
- 遭難に備える
- 使える道具を持つ
軽量化しまくるに
越したことはありません。
重たい荷物を背負って
山を登るのは
もはや訓練です。
インターネット回線のように
サクサク、スムーズに
登った方がスマートじゃないですか??
けど、
いくら軽量化って言っても
手ぶらで山登りは無謀ですよね・・・
ハイキングコースがしっかり整備されている
山を登ってても
何が起きるか分からないのが
自然の怖いところですから。
最低限の装備品
- バックパック
- 飲料と行動食
- エマージェンシーシート
- ファーストエイド
必要不可欠なものから書きました。
まず、
『バックパック』
これがないと始まりません。
けど、
『容量』とか『リットル』とか
種類多いんですよねー。
最低限の知識としては
『背負いやすい物』
『防水またはザックカバー付き』を
選んでください。
デザインやカラー、お値段など
決める要素は人それぞれで
大事なことなんですが、
バックパックの形が
あなたの背中と合っていなければ
それはそれで山登り訓練になってしまいますし、
肩や腰を痛めたり、
姿勢が悪くなってしまいます。
ザックカバーは雨に対応するために
用意しておいた方がいいです。
何回も言いますが、
『濡らさない』
ことです。
バックパックも
初心者さんはやっぱり
ショップで店員さんと
相談して決めるのがオススメです。
2つ目は
『飲料と行動食』
飲料は分かりやすいですね。
オススメは
「水」です。
持って行く量は
人それぞれで、登る山によっても変わるので
これくらい。とは言えないです。
僕が一番オススメしたいのは
『携帯浄水器』
山登りだけじゃなく、
防災グッズとしても使えるので
持っておいた方が良いです。
炭酸飲料やジュースなどは
オススメしません。
全くダメって訳ではないですが、
糖分が多い飲み物は余計に喉が乾く。
っていうのは有名なお話しです。
緑茶やコーヒー、牛乳やビールなどの
カフェインやカリウムが多く含まれる
飲み物は利尿作用があり、
トイレが近くなったりするので
気をつけましょう。
常にトイレが近くにある。
って環境ではないですからね。
行動食は聞き馴染みがない人は
多いかも知れません。
山登りや山遊びでは
お昼休憩などで
ビック◯ックセットを
がっつり食べる!
なんてことはしません。
一度にお腹いっぱい食べてしまうと
脇腹が痛くなったり、
眠たくなったり、
一歩間違うと危険な状態に
なってしまうので
「ちょこちょこ食べる」
ってイメージです。
具体的には、
『ミックスナッツ』
『ビスケット』
『バータイプやゼリータイプのバランス栄養食』
『飴』
『キャラメル』
『チョコレート』
これらは主に
「エネルギー源」になります。
5〜15分の休憩に
お腹が空いていなくても
ちょっと食べる。
行動しながら食べるので
『行動食』です。
ただ、
さっきも書きましたが
飴やキャラメル、チョコレートの
甘い物は喉が渇くので
食べ過ぎ厳禁です!!
ミックスナッツを用意する場合は
「無塩」や「素焼き」、「無添加」の
ミックスナッツを用意してください。
ミックスナッツの塩分が
余計に喉を渇かせてしまうので
要注意です。
3つ目は
『エマージェンシーシート』
防災グッズにも備えておく
体温低下を防ぐシート。
大体の物は小さく畳まれているので
バックパックに入れても
邪魔になりません。
使い方は簡単。
「開けて」「広げて」「体を包み込む」
だけです。
4つ目は
『ファーストエイド』
アウトドア経験がある人は
一度は聞いたことがあるはず。
「救急箱」です。
中身の基本は、
『三角巾』
『ガーゼ』
『絆創膏』
『ビニール手袋』
『ナイフやハサミ』
『ポイズンリムーバー』など。
枝に引っかかって腕を切った。
木の根につまずいて膝を擦り剥いた。
自然で遊ぶ限り怪我はよくありますが、
しっかり治療しないと
あとで化膿してきたりしますから
持っておきましょう。
ポイズンリムーバーは聞いた事
ありますか??
山や森には毒を持った生物、
植物が生息しています。
万が一蜂に刺されたり、
蛇に噛まれたり、
そんな時に傷口から
毒素を吸い出す道具になります。
使い方は
先を傷口に当てて注射器のように
吸い上げる感じです。
簡単なので持っておいた方が
いざという時に使えます。
まとめ
- 防水・撥水機能で濡れないように
- シューズ選びはしっかり時間をかけて
- 装備品は軽量化
- 道具は使えるようになってから装備する
初心者さん向けに
最低限の説明になっていましたか。
人によっては
「これが必須」とか
「それはいらない」とか
色々言われると思います。
山登りやアウトドアのシューズや道具は
災害の時にも役に立ちます。
防災グッズの意味を込めて
少しずつ揃えていきましょう。
あと、必ず行って欲しいことは
『山に行くことを誰かに知らせておく』
これはとっっても!大事なことです!!
滑落や遭難した場合、
救助にかかる時間がグッと変わります。
「登山計画書」という書類も
出さなければなりませんよ!
書類の書き方や出し方を
覚える為にも
まだ初心者のうちは
一人で山を登るのは控えましょう。
あれもこれもと言い出すとキリがないので
始める前から気合を入れずに、
大事なのはまず山登りに
チャレンジすること。
簡単な山からでいいんです。
そのうち段々と自分の好みのスタイルが
見えてくるはずです。
服装や装備品もコツコツ教わっていき、
山もコツコツ好きになってください。
それが山登りであり、
それが山遊びなのです。
最後まで読んでいただき感謝します。
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