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キャンピングカーの車検を通すためにコンロは固定しないが他のクリアすべき8個の条件

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おはこんにちばんわ。流水*Ryu-suiです。

今回も読みに来ていただき
ありがとうございます!!

こんなお悩みは
ありませんか?
  • キャンピングカーの車検を通すのに
    コンロは固定すべきなの?
  • キャンピングカーの車検で
    コンロ以外に注意すべきことあるの?
  • キャンピングカーの熱源をどうしよう。。。

今回の記事では
上記のお悩みについて
結婚をきっかけに持ち家を離れ
実際に夫婦2人
キャンピングカーで旅をしていた
 流水*Ryu-sui がご説明いたします!!

[結論]

コンロはしっかりと
固定しなくても
両面テープなどで
軽く固定すれば大丈夫です!

ただし!


国土交通省による
8ナンバー(キャンピング車)の
 コンロを使う炊事設備

構造要件でクリアしなければいけない
8個の条件があります。

コンロの固定問題は解決できても
この8個の条件がクリアできなければ
結果的に8ナンバーのキャンピングカーは
車検が通りません!

今回は
コンロは固定しなくて良いことは
わかったけど、
8個の条件もクリアできるように
1ずつ解説していきますねー!

8個の条件のうち、
LPガス(プロパンガス)を装備している
キャンピングカーのみの条件が
3個あります。

LPガス(プロパンガス)を装備していない
キャンピングカーは実質5個の
条件になりますね。

最後まで読んでいただければ

『車検が通る炊事設備とは
 こんなんです!』と

イメージできると思うので
ぜひ時間の許す限り
お付き合いください。


この記事を読んで
わかること
  • キャンピングカーの車検を
    通すための炊事設備
  • 国土交通省が定める
    特殊用途自動車(8ナンバー)の
    構造用件8個の条件
  • キャンピングカーにおすすめする
    炊事設備の熱源
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キャンピングカーの車検を通す時、コンロはしっかり固定しなくてもよい

まずは、タイトルの疑問を
速攻で解決します!

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」を
引用しますと

炊事設備の設置場所が
他の部位と明確に区別ができる等
専用の設置場所を有する場合には、
取り外すことができる構造のものでもよい。

国土交通省

ちょっと何言ってるかわかりません・・・

とは、いかないので
噛み砕きます!

「この場所でコンロを使います!」と
決めた場所が
その他の条件をクリアできてれば
普段はコンロを取り外していても
OKということです。

と、いうことで大事なのは
固定する?しない?の前に
「設置場所」がポイントに
なってくるわけです。


これが
「コンロ以外の8個の条件」
なってくるので
これから解説していきますね。


キャンピングカーの車検を通すためコンロ以外の8個の条件

キャンピングカーの車検に関わる
炊事設備、8個の条件とは、

  1. 調理に使用する場所は
    0.3m以上×0.2m以上の平面
  2. 火災を生じない等十分な耐熱性・耐火性と
    必要な換気が行える
  3. 調理台等は車室内において
    容易に使用することができる位置
  4. 調理台等は床面から高さ1,600mm
    (1,200mmの場合もあり)
    以上の空間を作る
  5. コンロ等により炊事を行うことができる
  6. LPガス容器の設置場所は
    車室内と隔壁で仕切られ、
    かつ、車外との通気が十分確保する
  7. LPガス容器が衝撃を受けた場合、
    損傷を受けるおそれの少ない場所に
    取り付ける
  8. 燃料配管は確実に取り付け、
    場合によって覆いで保護する

ここでは省略して箇条書きにしました。



この先は
国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文を引用しながら
1つ1つ解説していきまーす。

  • 1〜4は「設置場所」について
    ここが超重要です!
  • 5は炊事設備の大前提!
    そもそも論です。。。
  • 6〜8はLPガス使用者向け
    LPガスを装備していない人は
    飛ばしてOKです!

調理に使用する場所は0.3m以上×0.2m以上の平面

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

調理台等調理に使用する場所は
0.3m以上×0.2m以上の
平面を有すること。

国土交通省

コンロを置くスペースとは別に
平面で30cm×20cmの調理スペースを
確保しましょう。

自宅などのキッチンでも
まな板を置いて調理するのに
調理台や作業台のような
スペースがありますね。


火災を生じない等十分な耐熱性・耐火性と必要な換気が行える

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

火気等熱量を発生する場所の付近は、
発生した熱量により火災を生じない等
十分な耐熱性・耐火性を有し、
その付近の窓又は換気扇等により
必要な換気が行えること。

国土交通省

コンロを置く付近には
燃えやすいものは置かず、
耐熱性・耐火性がある
調理台や作業台に置きましょう。

また、
コンロを置く付近に
窓又は換気扇があること。

自宅などのキッチンでも
コンロ周りには耐熱タイルが
使われていたり
だいたい換気扇も設置されていますよね。


調理台等は車室内において容易に使用することができる位置

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

調理台等は、
車室内において容易に使用することができる位置
(調理台・コンロ等に正対して使用でき、
調理台・コンロ等と利用者の間に他の設備等がなく、
かつ、調理台・コンロ等を利用するための床面が
その他の床面との間に著しい段差を
有していないことをいう。)にあること。

国土交通省

当たり前のことを
ちょっとややこしい書き方に
してますね。。。

ようするに

  • コンロや調理スペースを
    正面から使える
  • コンロや調理スペースの
    正面に棚や椅子などがない
  • コンロや調理スペースの
    床が平らである。

こーゆーことですね。

キッチンの前に棚や椅子があったら
使いづらいし、正面から使えないって
もっと使いづらいですよね〜汗


床も段差や凹凸があれば
つまづいて転倒したり、
包丁を落としたり、
危険しかないです。

なので、
自宅などのキッチンをイメージして
もらえればわかりやすいと思います。


調理台等は床面から高さ1,600mm(1,200mmの場合もあり) 以上の空間を作る

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

調理台等を利用するための
床面から上方には有効高さ1,600mm
(調理台等の上面が、
これを利用するための
床面から上方に850mm以下の
場合にあっては1,200mm)
以上の空間を有していること。

国土交通省

これは2022年4月から改正された
条件になります。

今までの構造要件では
キッチンは床から天井まで
160cmの高さが必要だったんです。

これが
『コンロや調理スペースの作業台が
 85cm以下なら床から天井まで
 120cmの高さでいいですよ』っと
なったわけなんです。

よって、

  • コンロや調理スペースの作業台が
    床から天井まで160cm
  • コンロや調理スペースの
    作業台が85cmであれば
    床から天井まで120cm

このどちらかがクリアできていれば
良いということです。


コンロ等により炊事を行うことができる

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

コンロ等により炊事を行うことができること。

国土交通省

うん。。。
まぁ、コンロを装備するということは
何かしらの調理をしたいわけで・・・

「炊事」という定義が
ちょっとややこしくしているんですが
簡単にいうと「ご飯の支度」です。

『昼ご飯や晩ご飯に
 カップラーメンを食べようー!』と
考えればお湯が必要ですよね?


そのままバリバリ食べる人も
居るかもしれませんが、
だいたいの人はお湯を入れて3分〜5分
待って食べると思います。


これって「ご飯の支度」になりますよね。

さらにお湯さえ作れれば
「味噌」と「乾燥わかめ」で
味噌汁も作れます。


これも「ご飯の支度」になりますよね。

なので、
「最低限、お湯を作れること」が
炊事設備の大前提になります。


LPガス容器の燃料タンクの設置場所は車室内と隔壁で仕切られ、かつ、車外との通気が十分確保する

ここから3つの条件は
コンロの燃料が「LPガス(プロパンガス)」の
キャンピングカー向けになります

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

コンロ等に燃料を供給するための
LPガス容器等の常設の燃料タンクを
備えるものにあっては、燃料タンクの
設置場所は車室内と隔壁で仕切られ、
かつ、車外との通気が
十分確保されていること。

国土交通省

遠回しの言い方ですが、

「LPガス(プロパンガス)のボンベ容器は
 通気口がある完全個室の専用部屋に
 備えなさい」
ということですね。


LPガス容器が衝撃を受けた場合、損傷を受けるおそれの少ない場所に取り付ける

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

燃料タンクは、衝突等により
衝撃を受けた場合に、
損傷を受けるおそれの少ない場所に
取り付けられていること。

国土交通省

これは
「交通事故などの時、ぶつかった衝撃で
 LPガス(プロパンガス)のボンベ容器が
 破損しなさそうなところに備えなさい」
ということです。


燃料配管は確実に取り付け、場合によっては覆いで保護する

国土交通省
「特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件」の
原文では

コンロ等に燃料を供給するための
燃料配管は振動等 により損傷を
生じないように確実に取り付けられ、
損傷を受けるおそれのある部分は
適当なおおいで保護されていること。

国土交通省

これは
「コンロに繋いだガスホースなどは
 車の揺れで傷や破損しないように取り付け、
 傷や破損しそうな場合は
 ホースにカバーをつけましょうね」
ってことです。


キャンピングカーの車検を通すためにはコンロなどの熱源が必要

先ほども解説しましたが
キャンピングカーの車検を通すには
「お湯を沸かすことができる」ことが
最低限の条件になります。

最近のキャンピングカーコンロの燃料は
LPガスの規制が厳しくなったこともあり、
LPガス燃料の常設コンロは減ってきていて
今のコンロの燃料は
カセットガス電気
この2択が増えてきてます。

実際、流水*Ryu-sui も
常設コンロは装備しておらず
カセットコンロを調理の時だけセットする。という
使い方をしていて
流水*Ryu-sui のおすすめは
カセットガスになりますね。


『なぜカセットガスがおすすめなの?』

『電気のメリットは?』など

カセットガス電気
解説するとこれだけで長くなるので
別の記事でまとめました。


『どちらにしようか迷ってる』

『どちらが良いのかわからない』

そんなあなたに読んでもらえると
疑問や悩みがブッ飛びます!


まとめ

こんなお悩みは
ありませんか?
  • キャンピングカーの車検を通すのに
    コンロは固定すべきなの?
  • キャンピングカーの車検で
    コンロ以外に注意すべきことあるの?
  • キャンピングカーの熱源をどうしよう。。。

今回の記事では
上記のお悩みについて
結婚をきっかけに持ち家を離れ
実際に夫婦2人で
キャンカーライフを送っていた
 流水*Ryu-sui が
ご説明いたしましたっ!!

改めて結論ですが、

コンロはしっかりした固定はいらない。
カセットコンロを
車検時に両面テープで
軽く固定すれば大丈夫です!

ただし!

「8ナンバー(キャンピング車)の
 コンロを使う炊事設備」

構造要件でクリアしなければいけない
8個の条件がありました。

この他にも車検を通すために
必要な設備や装備があるので
『車検が通らないー!』となる前に
もっと車検について知っておきましょう。


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